[2018年] 手放して良かったものベスト5

はじめに

今年2018年を振り返って、手放して良かったと思えるものをランキングにしてみました。

第1位 「保険」

やはり、生命保険は大きな支出です。私の場合は毎月約1万5千円を支払っていて年間約18万円の支出でした。これを10年、20年と継続する訳ですから生涯の支出としてみると数百万円の買い物をしていることになります。また、保険の内容も10年以上前に契約したもので今の医療技術や経済状態ではミスマッチと思える内容でした。当時は保険の知識も無く、人に勧められるままに契約してしまい長い間、放置してきたことが失敗でした。自己責任で仕方のないことですが、もう少し早めに見直すことはできましたね。

保険は万が一の「保障」と資産形成の「貯蓄」の二つの要素があると思いますが、私のような失敗をしないようにするには保障部分はライフステージや経済状況に照らし合わせて必要性や保障内容を見直すことをオススメします。(サイト内関連記事「賢い保険の見直し」)

保険を解約した際の解約返戻金や毎月の掛け金は全額投資に回しました。今は投資も身近になり、手間も少なくなってきているので、長期での資産形成目的で保険を選ぶ必要性は薄いと感じています。ただ、投資信託などの商品も銀行の窓口などで勧められるものではなく、手数料の低いネット証券で自分の目で内容を確認して購入されることをオススメします。理由は単純で銀行窓口で販売しているようなものは販売手数料が高いものが多く、結果的にリターンが小さいか損をする可能性が高いからです。実質的なリターンの試算結果として、約40%の人が運用損益マイナスで、損をしていたというレポートが金融庁から出ているくらいです。各金融事業者が公表した「顧客本位の業務運営」 に関する取組方針・KPIの傾向分析(金融庁、2018年11月7日)

(サイト内関連記事「楽して投資信託でコツコツお金を貯める方法(口座選び)

第2位「車」

次は車ですね。約10年間乗った車を手放しました。理由は月に1,2回乗るかどうかといった利用状況で車自体のローン返済は無いのですが、駐車場代や車検、税金、保険といった保有するのにかかるコストが非効率に思えたからです。

今は車が必要な時はカーシェアやレンタカーを利用しています。といっても、カーシェアすら利用機会は2,3ヶ月に一度程度ですね。そもそも車は必要ない生活をしていたということです。使わない車を手放しただけで、月2万円くらい節約することができました。

ちなみに、カーシェア以外にもJapan TaxiやMOVといったスマホでタクシーを呼べるアプリやバイクシェア(自転車)も会員登録して、必要な時に適した移動手段を使えるようにしています。

第3位「2年縛り」

そして、スマホです。今年はようやくauの2年縛り契約が終わってsimフリー端末+MVNOでの運用に切り替えることができました。

現在、3台のスマホと1台のタブレットにsimを刺して運用していますが、全て合わせても月6千円くらいに収まっています。自宅のインターネット回線を足しても全ての通信費で約1万円です。何よりも10万円くらいする端末を2年で買い換えさせられる無駄がなくなり、3年以上利用できるのは気分が良いですね。

来年以降、端末と通信費の分離が進み、大手キャリアやMVNO含めて消費者本位の競争環境になれば良いなと思っています。

第4位「現金」

今年はキャッシュレスという言葉が一気に使われるようになった印象です。ようやく現金しか使えないってどうなの?みたいな空気が広がってきて、現金を扱う機会がかなり減りました。

財布もコンパクトなものに替えて、カバンもスッキリしました。来年以降、国を挙げてキャッシュレスを推進していくようですので、より現金を扱わない生活になっていけそうで楽しみです。(サイト内関連記事:キャッシュレスをお得に使いこなす

第5位「紙の本」

読書が好きで毎月10冊前後の本を買うのですが、基本的に全て電子書籍(Kindle)です。今年は持っていた紙の本もブックスキャンにお願いして全て電子書籍化しました。本棚ごと処分して部屋がスッキリしました。でもたまには紙の本に触りたくなるので、月に2,3冊は図書館で借りるようにしています。(サイト内関連記事:紙の本を電子書籍化してKindleで快適読書ライフを実現しよう!

おわりに

以上、今年2018年に手放して良かったと思えるものベスト5でした。こうやって改めて振り返ると、これまでの価値観だと当たり前だったものが他のものに置き換えられて不要になってきていることが実感できます。

  • もしもの時に備える「保険」→健康に長生きすることに備える「健康」
  • 「車」を保有する→必要な時に「移動サービス」を活用する
  • 大手携帯キャリアと「長期契約」「端末と通信の分離契約」
  • 「現金」中心の生活→現金を使わない「キャッシュレス」中心の生活
  • 本屋で「紙の本」を買って読む→「電子書籍」でいつでも本を買える生活

来年はどんな当たり前が当たり前でなくなっていくのか、楽しみです!