はじめに
これまでは、Kindle Paperwhiteを中心に電子書籍を楽しんできましたが、Kidle本でも固定レイアウトの電子書籍やマンガだと文字が小さくて読みづらく、いちいち拡大しながら読まなければならないのが大きなストレスでした。
特にPaperwhiteは拡大/縮小操作時の応答性能がイマイチで、快適な読書体験とは程遠いものでした。。。
ですが、
先日の記事にも書いた通り、iPad mini(第5世代)を購入して、このストレスが解消できたので、今日はiPad miniを活用した電子書籍の楽しみ方と注意点を書いていこうと思います。
Kindle PaperwhiteとiPad miniの使い分け
iPad miniについては、サイト内の記事 「iPad mini(2019/第5世代)レビュー」も併せて読んでみてください。
私の場合は、こんな感じで使い分けています。
Kindle Paperwhite
やはり、Kindleの良いところは長時間の読書でも目が疲れにくいことですね。なのでKindleのディスプレイサイズで読みやすい本は基本的にKindleを使って読んでいます。小説やビジネス書のようなものはKindleがベストだと思います。
私の場合、紙の本をPDF化している一部の本はPDFファイルサイズを縮小する過程で粗くなってしまい、文字が読みにづらいものがありましたが、ほとんどの書籍はKindleが読みやすいですね。
iPad mini
次にiPad miniですが、こちらはKindleストアで購入した固定レイアウトの書籍や文字が多めのマンガ、一部の紙の本をスキャンしたPDFファイルを読むのにベストな選択肢になると思います。もちろん、これ以外の書籍も快適に読めるので全てをiPad miniでこなすことも可能です。
また、電子書籍ではありませんが、日経電子版のような新聞を紙面イメージで読んだり、Youtube、Netflix、Amazonプライムビデオといった動画を楽しめるのも魅力です。
iPad miniだけで全てカバーできるので外出時に1つだけ持って行くとしたら、間違いなくiPad miniを選びます。
Kindleストア以外で購入した本/手持ちの本をKindleで読む際の注意点
Kindleストア以外で購入した本
オライリーの電子書籍のようにKindleストア以外で購入した電子書籍をKindleで読むことが可能です。電子書籍によってはPDF形式だけでなく、mobi(Kindleの電子書籍フォーマット)でのダウンロードが可能なので、Kindleで読む場合はmobi形式でダウンロードしましょう。
紙の本をPDF化
PDF化する際に不要な余白を取り除いたりといった調整を加えるとKindleで読みやすくなります。私の場合は、紙の本をBOOKSCANのサービスを利用してPDF化したので、BOOKSCANのチューニング機能を活用して、iPad miniに最適化したPDF化をダウンロードしました。
<参考:サイト内記事>
紙の本を電子書籍化してKindleで快適読書ライフを実現しよう!
Kindleへの転送方法
電子書籍をKindleへ転送する方法は2つあります。
- メールで送信(詳細はAmazonのパーソナル・ドキュメントサービス参照)
- 直接、USBケーブルで接続(Kindle Paperwhiteの場合)
Kindleへ転送する際の注意点
ただ、紙の本を電子書籍化した場合に納品されるPDFファイルのサイズが大きなものがあるので、これらを転送するのには工夫が必要です。
メールソフトの添付ファイル容量制限
Gmailだと、添付ファイルの容量は25GBで制限されるので、それを越えるファイルはKindleに送ることができません。
なので、以下に挙げるような何らかの方法でPDFファイルを送信できる容量に縮小する必要があります。※他にも方法はあると思いますが私が試した方法の一部です。
- PDFファイルのサイズを縮小する無料サービスの活用
- PDF編集ソフトでサイズを縮小する(Macだとプレビューからファイルサイズを縮小して書き出し) など
あとは、iPad miniが前提になりますが、iPad miniのKindleは諦めてiOS標準のブックアプリで読む方法もあります。この方法だと、Macを持っていればMac側でPDFファイルをMacのブックアプリにインポートするだけでiCloud経由でMac → iPad miniに同期してくれるので作業は楽です。
おわりに
iPad mini(第5世代)は電子書籍端末に加えて動画も快適に楽しめ、更にApple Pencilにも対応したことで、メモやノート代わりにもなったり活用の幅が大幅に広がりました。
今回は電子書籍としての活用と注意点について書いてきましたが、iPad miniはハイスペックでありながらも、どこにでも持ち運びたいサイズ感で、本当に買って良かったと思える満足度の高いプロダクトに仕上がっています。