快適なリモートワークを実現するマストバイアイテム

新型コロナウィルスの影響でリモートワークにシフトされた方も多くいらっしゃると思いますが、私も4月以降ほぼリモートワークで仕事を進めてきたので、実体験から買って良かったと思っているアイテムを紹介したいと思います。

3月(リモートワーク前)

会社支給のPCとしてMacbook Pro 13インチと充電器のみの状態からスタートしました。今思うと当時はたまにメールやSlackのチェック、資料作成を行う程度だったので、PC一台あれば十分な状況でした。この時点で自宅で仕事をするために購入したのは、充電器だけです。

会社にアップル純正の充電器を置いているので、PCだけを持ち運べるように自宅用に充電器を購入しました。購入した充電器は61W USB-Cのモデルで次世代半導体素材GaN(窒化ガリウム)が使用されていることで、純正品と比べても非常にコンパクトな大きさになっています。

4月(リモートワークの始まり)

4月に入ると緊急事態宣言が発令され、本格的にリモートワークが始まりました。私の場合は週の半分くらいはオフィスに出社していたので、まずは通勤手段を電車から自転車通勤に切り替えました。

自転車は持っていなかったので、この機会に購入しようと考えていろいろと調べました。私の場合は片道10Kmくらいなので自転車で約40分くらいです。大まかに選択肢としてはこんな感じでした。

  • シティサイクル 1〜2万円くらい
  • ルック車(見た目はスポーツサイクルだけど性能はそれなり) 2〜3万円くらい
  • クロスバイク 6万円〜数十万

最初は週2,3日の通勤だけだし、予算3万円くらいのルック車で良いかなぁと思って自転車屋に見に行ったのですが、3万円と6万円以上の自転車では素人目に見ても重量や細かなパーツなど、値段の差にはそれなりの理由があることが分かったので、実際に試乗してみて価格と乗った時の感触、使われているパーツをお店の方に聞きつつ選びました。

結局、サイクルベース朝日のオリジナルクロスバイクの型落ちを少々安く購入しました。ブランドのクロスバイクは最低でも6万円〜で通勤利用でそこまで投資したくないこと、一方で片道10Kmの走行を気持ち良く走れる程度の性能は欲しいと考えた時に朝日さんのオリジナルスポーツ車は、ブランド車よりも1万円程度は安い、かつ1年型落ちなので更に5千円程度値下がりして、使用されているパーツもルック車以上の物は取り付けられているという条件で、価格と用途にあった性能を満たしていることが決め手となりました。

プレシジョンスポーツ クロスバイク

5月(環境改善)

リモートワークをしばらくやってみると、当初はリビングやダイングテーブルにPCを広げて仕事をやっていたのですが、長時間座っていることや背中が丸くなって姿勢が悪い状態が続くことで肩や腰が辛くなってきました。普段、オフィスでは会議室への移動や人と話したりで長時間デスクに座っていることが無かったのか、リモートワークで顕在化した辛みです。

リーズナブルに対策できないかとAmazonを眺めてみると、良さそうな物がありました。早速、これらを購入して様子を見ることに。

マウスは自宅に使ってない物があったので、それを代用することにしました。

クッションは低反発仕様になっていることでフィット感があります。クッション無しよりも明らかに疲れは減ったように感じますが、長時間座っているとやはりお尻が痛くなりますし、疲れます。価格相応の効果はあるのではないかと思いますが、これ以上は本格的な椅子を買わないと難しいでしょう。

パソコンスタンドはパソコン作業時の目線が上がることで姿勢が良くなるので、これは買って良かったかなと思います。あと、机が広く使えるのもメリットです。キーボードは2千円くらいの物を買ったのですが、とりあえず入力できればというレベルであれば問題ないです。打鍵感はパタパタという感じで正直安っぽう感じです。(実際に安いので価格相応です)

私の場合は仕事柄、入力デバイスの体験は無視できないので、結局、こちらのキーボードは1ヶ月経たずしてメルカリで売って、別の物を買い直す事になりました。

6月(快適さを求めて)

リモートワークも長くなってくると、より仕事を快適にできるようにならないかと考え始めました。リモートワークではSlackやZoomなどのコミュニケーションツールを使ったやりとりが多くなってくるので、Slackは常時画面が見えるようにしておくと細かく画面切り替えをせずに済みます。私の場合はZoomはタブレットを使っているので、会議中はメインのPC画面、Slack、iPadの三つの画面を使って対応しています。

セカンドディスプレイとして選んだのがこちらです。モバイルディスプレイなので、持ち運びも可能です。フルHDでIPS液晶なので仕事で使うには十分なディスプレイです。

次にキーボードですが、いつかは欲しいと考えていたHHKBをリモートが長くなるならと自分なりに理由をつけ、思い切って買いました。

静電容量無接点方式だからこそ実現できるキータッチはこのキーボードでしか体験できないと思います。機能的にもBluetoothとUSB-Cで接続でき、Bluetoothは複数のデバイスをFn + Ctrl + 数字で簡単に切り替えられます。値段は高いのですが、一生物のキーボードです。

7月(完成)

リモートワークも4ヶ月目。すっかりリモートでの仕事が当たり前になってきて、不満として残るのはディスプレイでした。ここまできたら思い切ってディスプレイも買ってしまえという勢いで買ったのがこちら。

Dell デジタルハイエンドシリーズ U2719DC 27インチワイドフレームレス USBーCモニター

2020年7月3日時点で、Dell公式サイトのクーポン利用で、50% (42,814円) Offの41,986円(税抜)で購入可能です。

ディスプレイ選びのポイントは、

  • サイズと解像度
  • 液晶の種類
  • 価格

で選びました。サイズと解像度に関しては、まずは設置スペースから27インチを選択し、解像度は作業スペースを大きく取りたいので、4K(3,840×2,160)かWQHD(2,560×1,440)で考えました。27インチディスプレイに4Kだと私にとっては文字が小さ過ぎて拡大表示(スケーリングで1,920×1,080相当)することになるので、結果的に作業スペースを考えるならWQHDがベストな選択と考えました。

機能的な面ではUSB-Cのインターフェースがあるので、Macbook ProなどのUSB-Cで接続するタイプのパソコンだと、ディスプレイケーブルだけで電源も取れるので、ディスプレイと電源を合わせて1本のケーブルを接続するだけで済みます。

スピーカーは付いていないので、外付けで準備する必要があります。メインディスプレイを購入したので、パソコンはクラムシェルモード(画面を閉じた状態)で使ってます。

まとめ

4月から始まったリモートワークもニューノーマルな働き方として定着しつつあり、自宅の作業環境も徐々に充実しました。今ではすっかり自宅で快適に作業ができるようになり、対面のコミュニケーションはオフィスで、クリエイティブな作業やリモートでも問題がないもしくは、リモートの方が適している仕事は自宅でという風にリモートワークを最大限活かす働き方を実現しています。