iPad mini(2019/第5世代)レビュー

iPad mini(第5世代)

3月18日に発表になったiPad mini(第5世代)のレビューです。3月26日に中国の深センから出荷され、本日3月31日に到着しましたので、ファーストインプレッションを書いていきたいと思います。

購入仕様

今回購入したのは、スペースグレイ Wi-Fi + Cellular 64G(SIMフリー版)です。

ストレージ容量は64Gと256Gで悩んだのですが、私の利用方法だとアプリ以外のデータは基本的にクラウドに保存しているので、64Gで足りるかなという判断です。あと、256Gにすると税込の支払い総額が10万円を超えてしまうので、躊躇しました。

今年マストバイ2019にも挙げていたiPad miniですが、名称こそiPad mini5とはならなかったものの、期待通りのスペックアップになっています。

  • A12 Bionic(iPad mini4より最大3倍高速)
  • 目に優しいTrue Toneディスプレイ
  • Apple Pencil(第1世代)対応

唯一、残念な点は充電ケーブルの仕様がUSB-Type3ではなく引き続き、Lightning Portだったことでしょうか。

レビュー

体感速度

ブラウザや動画再生などよく使うアプリを触ってみた程度ですが、全くストレスなく使えています。A12 Bionicを体感できるのはARアプリなどを使った時でしょうか。私の主な使い方だと十分過ぎる印象です。

重量

約300gということで片手で持って操作していても辛くない重さです。これまで使っていたiPad Air2だと長い時間片手で持って何かやるのは厳しかったので、これなら電車なので片手で持って操作するのも現実的な重さになったように感じます。

純正カバー

スマートカバーに今回新たに追加された新色、パパイヤを購入しました。実物の色は写真よりも若干明るい印象です。

やはり、純正は収まりが良いですね。カバーをした状態、裏返しにした状態のどちらも、ピタッとくっ付きサイズも本体とぴったりなので、純正品ならではの美しさを感じることができます。4千円以上するカバーですが、買って良かったと思える品物でした。

Apple Pencil

初めてApple Pencilを使いましたが、ネットで調べていると多くの方が一度使ったら手放せないと言われている理由がわかりました。なかなか言葉では表現が難しいのですが、従来のスライラスペンを想像していたよりも精度が高く、手書きでの手帳的な使い方が楽しくなり、iPadの用途を広げてくれた印象です。

私はクリエイティブな作品を作る人ではないのですが、iPad miniのサイズ感も相まってメモやノート代わりに使うのに最高の組み合わせじゃないかと思っています。ノートアプリもいろいろとあって悩むところですが、まずは無料で利用できるOneNoteを使ってみることにしました。

おわりに

やはり、iPad miniのサイズ感はこれまでKindle Paperwhiteの不満だった、固定サイズのKindle本や電子書籍のマンガの読書体験を大きく良くしてくれるものだったり、動画を観るのにも適したものだと改めて思いました。

そして、Apple Pencilは想像以上にペンを持つ楽しさを与えてくれるものになっていて、これまでのiPadの用途を広げてくれそうです。

結局、純正カバーやApple Pencilを加えると、8万円を超える出費になりましたが、ファーストインプレッションとしては大満足です。