賢い保険の見直し

はじめに

前回、保険の基本を押さえよう!では、基本的な保険の種類と目的、その目的に対して現時点での考えを書きました。

今回はこの記事を読んでくださっている皆様がどういうタイミングや観点で保険を見直すべきかを私の経験を元にお伝えしたいと思います。

保険の見直しタイミングと観点

大前提の考え方として、保険が必要がどうかは、

「もしもの時に貯蓄で生活を補えるか?」

この問いにYesなら、保険は不要です。

保険が必要であれば、私のように長期間に渡って塩漬けにせず、適切なタイミングで見直すことが無駄なく保険と付き合って行くために必要になります。

では、そのタイミングの考え方ですが、大きく二つの観点があります。

  1. 自身のライフイベント(結婚、子供ができた、転職、離職など)
  2. 時代の変化

具体的には、

自身のライフイベントによって、

  • 転職/結婚により、世帯収入が増えた(離職/転職により減った)
  • 子供の教育費の見通しが変化した(小学校までは公立だが、中学は私立受験することが見えてきた等)
  • 貯蓄が順調に増えてきた
  • 家族の健康状態に変化があった など

保障を厚くするとか、逆に必要無くなるなど必要な保障内容は変化します。

また、時代の変化によって、医療が進歩することで、

  • 長期入院を要する疾病が減った
  • 先進医療で保険適用外だったものが保険適用になった など

といったことでも必要な保障内容は変わってきます。

私が考える入っておいた方が良い保険

保険という商品は「もしもの時の備え」を保険に頼らず、自分で対応できるのであれば基本不要ですので、その考え方で私が必要と考える保険は、

「発生確率は低いが、発生した時に自分だけでは賄えないリスクが生じるか?」

で考えます。

例えば、海外旅行時の医療は日本に比べて遥かに高額な医療費を請求されますので、海外旅行保険は入るようにしています。

保険を見直して良かったこと

私の場合は生命保険を解約したことで、保険にお金をかけるよりも健康を維持することにお金をかけるように意識が変わりました。その結果、普段の行動も変わり結果として、生活の質も上がったような気がします。

実際に食生活が改善され、体重も減り、健康診断の結果が良くなりました^^

十数年、塩漬けにしていた保険と自分自身の現状にしっかりと向き合うことで、結果として健康を手に入れることができたので、私個人としては大変満足しています。

40歳を過ぎてから保険に向き合ったことでスマートなライフスタイルに一歩近づいたような気がします。

皆様のスマートライフのお役に立てれば幸いです。