はじめに
30代中盤から徐々に体重が増えてきて、見事に10年で10Kg増えた状態でした。
健康診断ではメタボ判定が3,4年続き、精密検査や近年は要治療の判定をもらっていました。肝機能障害や高尿酸血症です。
40代になって、この状態からもう一度10年前の健康な体を取り戻したいと一念発起し、取り組んだことをお伝えしていきたいと思います。
メタボとは
メタボは、メタボリックシンドロームの略で、内臓脂肪が多くて糖尿病をはじめとする生活習慣病になりやすく、心臓病や脳などの血管の病気につながりやすい状況をいいます。
具体的には糖尿病の境界型や、高血圧、脂質異常症、肥満などは、糖尿病の発症や心臓や血管の病気につながりやすく、こうした生活習慣病の前段階を包括して、メタボリックシンドローム(メタボ)といいます。
(出展:糖尿病情報センター )
私の場合は腹囲が85cm以上で中性脂肪、HDLコレステロールがメタボ基準でした^^
健康になる目的
私の場合は特に太ってはいたものの病気になって治療するほどでは無かったので、健診の結果が出た時に再検査を受けた時だけ一時的に意識することはあっても強く健康になろうと思ったことはありませんでした。
おそらく、多くの方、特に若い時のイメージをそのまま持っていると健康を意識することは無いのかなと思います。
では、なぜ私が健康になろうと思ったか、、、
実は健康になること自体が目的ではなく、40代も中盤になり人生の折り返しを越えたことで、改めて後半戦をどう生きたいかを考えた結果、家族に病気やお金のことで心配かけず、いつまでも笑顔で幸せに暮らしたいと思うようになったことがきっかけでした。
健康自体が目的ではなく、健康だからできること、今は当たり前と思っている幸せな生活を今後も続けていく為に健康になることを目指してみることにしたのです。
何をやったか?
では、健康になる為に何をやったのか。特に特別なことはしていません。主に食事と運動、状態の把握の三つです。
食事
- お昼ご飯は野菜を多く摂る。私の場合はサラダとヨーグルトにしています
- 朝は特に制限なし。夕食はご飯など炭水化物は控えています
- お菓子などの間食は習慣にならない程度に控える。お菓子の代わりに素焼アーモンドを常備しています
- 夕食は会社の付き合いで会食の場合もありますので、そういった時には昼食を軽めにするなどして一日や一週間で調整するようにしています
- お酒は毎日欠かさずに飲んでいたのですが、翌日が休みの時だけ主に週末だけ飲むようにしました。これが慣れるまでは一番辛かったのですが、平日は炭酸水を飲むようにして気持ちを紛らわせて乗り越えました
- ラーメンが好物なのですが、全く食べれないとストレスなので、月に一回程度食べに行くようにしています
※これらはあくまでも私の経験であり、誰にでも効果が出ることを約束するようなものではありません
運動
- 朝の通勤時に会社の二駅手前で降りて歩くようにしています。距離にして約3Kmくらいです。
- 二、三日に1度、腕立て伏せを30回やってます(これは気休め程度ですが)
- 会社ではできるだけ階段を使うように意識しています。上りは2階程度、下りは5,6階は階段を使います
- 一日を通して、8,000歩を目安に歩数を意識するようにしています
続けるコツ
- 食事も運動も頑張り過ぎない、できることから少しずつ、そして習慣にしていくことが続けるコツだと思います
- 時にはできない日もありますが、気にせず次の日からまた続けようくらいの気持ちで気軽に取り組むのも良いかもしれません
- 続けるモチベーションとして大きいのは、状態を見えるようにすることです。私の場合は体重を毎朝測るようにして変化を見えるようにしています。
- また、健康診断は一年に一回しか機会がないので、献血をすることで血液から健康状態を把握するようにしています(献血で人の役に立てるので一石二鳥ですね^^)
健康な体を取り戻して良かったこと
体重の推移
この記事を書いている今は体重も概ね目標値とした10年前まで戻り、直近の健康診断でもメタボから脱却することができました。
健康だから得をしたということはありませんが、今後も家族と幸せな生活を続けていく為に”やればできる”という自信にはなったかなと思います。
40代からでも遅くない。人生の後半戦に向けて、まずはやれることから一歩を踏み出してみましょう。
皆様のより良い生活の手助けになれば幸いです。